​広島県三次市　お餅製造
星野製餅所

1歳の子どもに一升餅を風呂敷で包み背中に背負わせます。1歳の子どもにとってとても重く、 背負って歩くことや動けないことが殆どです。風呂敷で包み背負わせる時は、肩から反対側の脇に掛けて背負わせます。また、地域や家庭によっては、紅白の丸餅を使う事もあります。必ずしも背負わせるとは限らないようで、お餅の上に立たせる地方もあり、餅踏み（餅ふみ）、ふみ餅と呼ばれる事もあります。

お宮参り、入学祝、卒業祝、就職祝、成人祝などの慶事（祝い事）に用いられます。

小豆の自然な色合いとほのかな香り。味わいも格別な赤飯は、お祝いの席で喜ばれる逸品です。

お子様の健やかな成長を願って。五月五日が男児の節句として普及すると、新芽が出るまで古い葉が落ちない柏の特徴が、子孫繁栄、家系が絶えないという縁起の良さにむすびつき、子どもの健やかな成長を願う和菓子となりました。

おはぎとぼた餅は同じものを指します。萩の季節（秋）のお彼岸に食べるものが「おはぎ」で、牡丹の季節（春）のお彼岸に食べるものがぼた餅なんだそうです。いずれにしても小豆の赤色でもって邪気を払うことができるという信仰があり、お彼岸に食べる風習が定着したのです。